外科について

外科のイメージ写真

当院の外科では、土曜日午前中のみ外科を開設し、皆様の外科症状のご相談に乗っております。
主には創部縫合、アテローマ(アテローム)、陥入爪等の小手術を行います。
また消化器外科疾患に関してもご相談に乗っていきます。
より専門的な治療が必要な場合は、迅速に近隣の連携医療機関を紹介させていただきます。

代表的な傷病

外傷

外傷は軽微なものであっても放置すると感染症のリスクがあります。放置せずに近隣の医療機関を早めに受診することが大切です。

切創(切り傷)

普段の生活において一番負うことの多い傷です。
包丁で指を切ったり、紙の側面で指を切ったり、傷の大小は様々です。
ほとんどの場合は傷を縫合すると元通り回復します。
しかし神経や骨にまで傷が及んでいる場合は専門機関で治療を受けて頂く必要がありますので、速やかに提携医療機関をご紹介します。

擦過傷・擦過創(擦り傷)

転んだりした際に、擦りむいてできる傷です。
傷は浅いですが、治りが遅く、傷ができた際に皮膚の中に砂などの異物が入ってしまうことがあります。
異物は取り除かないと後々傷跡に残ってしまうこともあるので、流水などで異物を早めに取り除くことが大事です。
異物が取れない、治りが遅い等の場合はご相談ください。

刺創(刺し傷)

植物のトゲ、ガラス片、鉛筆などの鋭利なものが刺さって負う傷です。
創部に刺さった異物が残ってしまい化膿することがあります。
多くは自然に膿と一緒に排出されますが、取れない場合はご受診ください。

咬傷(咬み傷)

犬や猫等のペットに噛まれることで負うことが多い傷です。
破傷風等の感染症の恐れがありますので、早めに医療機関をご受診下さい。

打撲創(挫滅創)

硬いものにぶつかったり、ドアなどに指をはさめる等、強い力を受けた際に負う傷です。
交通事故などでも生じますが、高齢者の方が「ちょっとぶつけただけなのに傷が出来た」とご相談いただくことも多い傷です。
損傷が高度のことが多く、治癒に時間がかかるため、医療機関を受診されることをお奨めします。

アテローマ/アテローム(粉瘤)

アテローマとは皮下にできた粉瘤のことを言います。
良性の腫瘍ですが放置するとどんどん大きくなっていきます。当院では小手術で切除を行います。

陥入爪

陥入爪とは、主に足の親指の爪の先が食い込んで皮膚に刺さった状態を言います。
悪化すると刺さった部分が盛り上がり、肉芽という固まりができてしまいます。
食い込んだ場所から細菌感染を起こすリスクがありますので、早めに医療機関をご受診ください。
現在は形状記憶合金などを用いた治療法がありご相談に応じて治療法を検討いたします。

消化器外科疾患

全ての消化器外科疾患に関するご相談に乗っております。
消化器外科疾患と言っても多数あり、とりあえずご相談していただければそれに関して適切に対応いたします。
内服処方や外用薬などで治療が出来るものは当院にて治療をさせていただき疾患の内容に応じて必要であれば速やかに提携医療機関にご紹介をいたします。